坂牧由浩さん(18回生)
歯科医師
【プロフィール】
平成元年、愛知学院大学歯学部卒業。 富山医科薬科大学(現富山大学)附属病院、歯科口腔外科にて研修。 平成4年、豊橋市佐藤三丁目にて「さかまき歯科」開業。
【おとなしい子供時代】
2月生まれということもあり(?)小学校の低学年くらいまでは、小さい順に並ぶといつも一番前で した。 両親は鮮魚商をしていて、共働きだったのでかなりの「おばあちゃんっ子」でした。どちらかという とおとなしめだったと思いますが、外で遊ぶのが大好きでした。
【手に職をつけたい】
高校時代は帰宅部でした。勉学に勤しむわけでもなく、かといって遊び呆けるわけでもなく、なんだ かダラダラ過ごしていた感じです。 そんな中、今でも付き合いのあるような友人はいっぱいできました。当時は誰かの家で、よくマー〇 ャンとかしていましたね。 3年の時、担任だった恩師の勧めもあり、何か手に職をつければ食べていくのに困らないかなと思い、 歯学部を受験する事を決心しました。
【無事6年で卒業】
ほとんど毎年(!)留年の危機にありながら、なんとか無事6年間で卒業できたのは見捨てずサポー トし続けてくれた、できのいい友人達のおかげです。歯学部は、1,2年生が一般教養で3~6年生が 専門課程になります、専門課程1年目の3年生は特に勉強が厳しく、4人に1人の割合で留年してい ました。 世はバブル景気で、猫も杓子もブランドで身を固めた、おかしな時代でした。大学の卒業と同時に昭 和が終わり、平成が始まりました。
【研修での北海道暮し】
歯科医師国家試験もなんとか受かり、24才で歯科医師に・・・。 紹介により富山県にある大学病院で3年間研修しました。大学病院時代はお金は無かったけど、それ なりに楽しい時でした。 2年目後半から3年目にかけて北海道の本別というところへ出向しました。半年という話でしたが、 私自身も本別での診療と暮らしが気に入り、最終的には約1年すごしました。冬にはマイナス20℃く らいになる地でしたが、食べ物は美味しく、人はとてもとても優しく親切で、本当にいい所でした。
【27歳で地元開業】
大学卒業の頃から、3年後くらいに地元で開業したいと考えていたので、豊橋に戻り勤務しながら開 業準備をし、平成4年9月に今の場所(佐藤3丁目)で始めました。 その時も、豊丘の頃の友人が本当にいろいろ協力してくれてとても助かりました。
【子供の将来の夢は「歯医者!!!」を目指す】
私の家は両親が共に働いていたため、子供の頃「3時のおやつ」というものにとても憧れていました。 子供ができたら、母親は家にいる家庭を作りたいと思い、歯科医師になりました。 「人」が相手であるということが、仕事の魅力であり、また難しい点でもあります。 子供たちが将来の夢として、プロ野球選手やJリーガーというのと同次元で「歯医者!!!」といってく れるような職種になることが、今の自分の目標です。
【取材を終えて】
私も、さかまき歯科、開院当時から歯の治療で、お世話になっています。 さかまき歯科は、院長先生はじめスタッフの皆さんが、明るく元気で挨拶をしてくれるので、とても 気持ちがいいです。歯だけでなく、心も元気になる様な気がします。 歯の事で、悩んでいる人は多いと思いますが、これからも、持ち前の元気と明るさで、心も体も元気 にしてくれる歯医者さんであり続けてほしいです。
(18回生 石河)
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