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佐々木順一郎さん(5回生)

【プロフィール】
豊丘高校、愛知大学法学部を経てサーラグループに入社。現在、豊橋ケーブルネットワーク㈱取締役本部長。私生活では、趣味の「花火」「祭り」と「映画」を通して地域交流活動に精力的な取り組みをしている。

Sasaki_jyunitirou 「人とのお付き合い」で自分を育てて頂いています

質問:佐々木さんは多くの地域交流活動に参加されているそうですが、どの様な活動をされているかお聞かせ下さい。
佐々木:子供の頃「祭り」といえば、「神輿」、「花火」や「手筒」ですね。毎年の楽しみでした。そして、18歳で「手筒」を初めて揚げた時の感動が忘れられずに、以来ず~っと続けています。少し大袈裟なことを言えば、年に1度の「祭り」に対して気持ちを集中させていくような云わば、非日常に対する「ハレ」の気分が味わえるところが魅力ですね。
 現在、三河伝統手筒花火連合会理事並びに、地元の岩田煙友会に所属しています。現在居住している岩田校区にも琴平神社、岩田八幡宮があり、平成4年から境内で「手筒」奉納を始めてから、今年で16年になります。
 また、映画ファン交流の場である「豊橋シネマトーククラブ」の会員でもあります。このクラブは今年設立13年目にあたり総勢30名近くで構成されています。サラリーマン、OL、公務員から商店主まで幅広い年齢構成です。何よりも映画好きな人の集いで毎月1回、食事しながら最近の観賞作品のことを話し合ったり、会独自に年間ベストテンを選定したりしています。
 その他、まちおこしイベント「豊橋まちなかスロータウン映画祭」実行委員会副会長、映画コレクション「しねとろ倶楽部」主宰などもしています。

質問:中でも力を入れている「映画」に付いてお尋ねします。佐々木さんの映画との出会いにはどの様な想い出がありますか?
佐々木:私の少年時代は1950年代後半ですが、当時の娯楽として「映画」が中心であったといっても良い時代でした。現在のTVを視聴するように、映画製作会社のカラーに応じた番組構成がされていて、観客は自分の好みに合わせて映画を毎週のように見た時代だったのです。豊橋も例外ではなく、洋画から邦画まで繁華街と呼ばれるところにいくつもの映画館があり、親に連れられて、時代劇、怪獣映画、西部劇、戦争映画など
をみた記憶があります。
 入門は東映ちゃんばら映画からです。スクリーンでの颯爽としたヒーローの活躍を断片的に覚えていて、格好良さや好奇心を育んだ少年時代でした。

「夢、浪漫」の世界に浸る時間を至福と感じる

質問:佐々木さんにとって、映画の魅力とは何ですか?
佐々木:「夢」という言葉が好きで、大スクリーンで「夢」「浪漫」を味わうことが至福の時間であると考えていまして、その空間が最大の魅力です。いくら家庭にホームシアターが普及しても映画は「映画館」で見るために製作されている訳で、映画に集中出来る特別な空間ですね。
 映画誕生から110年、20世紀の発明で「映画」ほど貴重な文化は無いと考えます。評論家の淀川長治さんではないですが、映画を通して様々なことを学ぶことが出来ることは素晴らしいと思いますね。

質問:年間70回以上映画館に通われるそうですが、最近見た印象的な作品をお聞かせ下さい。
佐々木:最近(2007年4月公開)封切の作品
①「フランシスコの2人の息子」
 ブラジル舞台の父子テーマに音楽もの感動作
②「ブラックブック」
 第2次大戦オランダを舞台にユダヤ人女性の生き様を描いた娯楽作

キーワード、「まちなか」・「スロー」・「祭り」

質問:「とよはしまちなかスロータウ ン映画祭」はどのようなイベントなのか教えて下さい。
佐々木:娯楽の中心が「映画」であった昭和30年代前半は、年平均1人が10回以上「映画館」に足を運んだ時期がありました。ここ豊橋でも最盛期には、まちなかに12館、市内に2館、近隣市町村を合計すると35館ほどが 停車場・駅前に他の娯楽レジャー施設と共に盛り場を形成していました。現在はシネコンが3館でスクリーン数では豊橋18、豊川15と33スクリーンと数は似ていますが郊外立地型にスタイルが変わり「まちなか」の様子は一変した
わけです。
 実行委員会は、「映画」という貴重な文化財産を通して「まちなか」で人々が集い、「生き生きと」楽しみ、地域文化を愛する心を育んで頂き、このイベントを継続的に実施することで「まちなか活性化」「地域文化や地域社会発展に寄与」したいという目的で立ち上げました。

質問:また、佐々木さんは実行委員会副会長をされていますが、今年はどの様な映画祭になりますか?
佐々木:昨年市制100周年記念として、第5回をある程度のスケールでの開催が達成できたので、改めてのスタートとなります。まちなかに映画館のない映画祭として10本の映画上映の他、本来の趣旨である「まちなか」の活性化の為に、商店街と協働して従来に加えて若者動員企画や多くの市民の方にも参加してもらう為の提携企画など、今後も継続可能とな
るための位置づけとして11月開催で企画中です。

質問:最後に今後の目標を聞かせて下さい。
佐々木:昨年映画コレクションで「第23回豊橋ふるさといちばん」に認定されましたが、コレクション資料を基に3年計画ぐらいで豊橋の映画館と町並みの変化を組み合わせての変遷をまとめたいと思います。
 ポスターは勿論、豊橋の映画館で毎週入場者に配布されたプログラムの復刻とかチラシ、新聞広告と町の写真を一冊にまとめ、豊橋の映画館の歴史がそのまま町並みアーカイブとなるようなイメージで企画したいと考えています。

Ninkyou_02

Slowtown

取材協力ありがとうございました。(広報委員17回生加藤) 

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